bisonのつくりかた

PIC32の使い方③(UART)

マイコンの通信と言えばそう,シリアル通信ですよね!

今回はシリアル通信の一つであるUARTを使ってPCと通信をしてみます.送信しか扱いませんが,多くの関数が準備されているので開発時も安心です.前回のタイマ割り込み同様,UARTの割り込みハンドラに追記すれば受信,送信割り込みも使えますよ.

bison.hateblo.jpってことで,MHCでUARTの設定をします.

WindowsタブからAvailable Conponets,Project Graph,Configuration Optionsを開きます.

Available Conponets→Peripherals→UART→UART1をダブルクリックで選択.

Project Graphに追加されたUART1を選択.

Configuration Optionsで詳細を設定します.

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Baudrateは115200bps,ストップビットは1ビット,データ8ビットのパリティビット無しで設定しました.まあデフォなんですが.

また,UART1に使用するTX,RXピンを設定します.

Tools→Pin Configurationより設定していきます.3つタブ出てきますが,どれでも設定できます.今回は4ピンをTX,6ピンをRXにしました.

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したら後は出力します.

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するとplib_uart1.hとか.cが出来ていろいろ関数が入ってます.

今回は次の一文をmain.c,mainループ内に追記するだけです.

UART1_Write( "Hello!\n", 7 );

引数は一個目が送信内容,二個目がバイト数です.

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んで,さっきのピン設定に合わせてシリアル変換機などにTX,RXを配線してPCと接続したらデータが見られちゃいます.

https://twitter.com/bison0522/status/1117341313634983936

 やったー.はい.おつかれさまでした.以上です.